Meet Manish #1

Get to know the man behind the steelpan.
「スティールパンは、どうやって楽器になるの?」
How does a steelpan become a musical instrument?
スティールパンは、もともとは一般的な55ガロンのオイルドラム(ドラム缶)から作られます。通常、ドラム缶の片側には「bung(バング)」と呼ばれる栓、つまり開口部があります。
昔はドラム缶の片側だけを使っていましたが、現在は工場から直接栓がないドラム缶を注文しているので、1本のドラム缶の両側を使って、2つのスティールパンを作ることができます。
まず、ドラム缶をヘこませてパンの打面を作り、そこに音の位置を一つひとつ正確にマーキングしていきます。

それぞれの音について、幅・長さ・深さが正しくなるように、細かく計算しながら配置していきます。
音の位置をマーキングしたら、それぞれの音を溝で区切ります。
その工程が終わると、パンを焼いて(burn)、鉄を整え、強くします。
この段階で、パンの形は楽器として整ってきていますが、まだ音楽的な音が出るわけではなく、正しい音程もついていません。
チューニングは、この後の工程になります。
スティールパン作りには、非常に高い精度が求められます。
チューニングをする前の段階で、パン全体の表面がきちんとバランスよく作られていて、それぞれの音の形が正しくできていることが重要だからです。
この「土台」がとても大切です。
土台がしっかり作られていれば、後のチューニングがずっとやりやすくなります。
逆に、土台がきちんとできていないと、良い音質のスティールパンに仕上げることがとても難しくなります。
だからこそ、楽器を作る工程そのものが、本当に、本当に重要なんです。
その後、メッキを施し、最後にチューナーによる最終チューニングを行います。こうして、ようやく一台のスティールパンが完成します。

